高澤凌加先生の書展が3月18日より21日まで開催されました。
第一回目という記念すべき書展が当館で開催されたことに、とてもうれしく、そしてありがたい気持ちでいっぱいです。

4日間、たくさんの方々にお越しいただきました。ありがとうございました。
東山で書道教室もされておられるので、地域の方々にもたくさんおいでいただき、
改めてご縁に感謝いたします。

東山の地に100年ほど前から建っているこの町家に
１００年後に書かれた書が展示されているという不思議なご縁を感じています。

三月三日
上巳の節句

今日は陽射しが暖かいです🎎

さて
今月の行事室礼研究所（広田千悦子先生）のお稽古は、桃の節供。

「形代の雛」
「桃の節供の御神酒口」
「桟俵の花御供」

お雛様は
白い檀紙と赤い奉書です。
鋏の入れ方でお顔や袖の雰囲気が変わりますね。

御神酒口は紅白の奉書を無心になって心静かに折ります。
でも上手くいかないところもあり、さわれば触るほど紙が傷むので気をつけながらです。
淡路結びも心静かに取り組みます。

そして桟俵。桟俵を綯うことは今回二度目の挑戦です。
綯う作業は早くなりましたが思うように藁が収まってくれなかったり。
今回、桟俵は発表会の2日前に取り組んだので、心が静かではなかったかもしれませんね。
とはいえ、整いきれていない部分も私らしい桟俵となって、これで良しと思います。

慌ただしい毎日の中で
こうやって静かに手を動かし季節を感じる時間が結果的に元気に過ごせる秘訣なのかもしれません。

昨日、石川県立音楽堂交流ホールにて、発表会が行われました。
春の兆しの中に、この日は朝から雪がちらつく寒い日となったのですが、
思いもかけず、たくさんのお客様にお越しいただきました。

出演者の皆さんは、朝から順番にリハーサルを行い、ホールの空間の中で響く音が違うことに気づき、
戸惑いながらも、その響きの豊かさを経験できたことと思います。

一人ずつ、名前と演奏する曲をお話しして、みなさん思い思いの演奏ができたことと思います。

今回は、フルート二重奏もありました。
存分にフルートの音色を聴くことができて発表会に彩を添えていだたきました。

一年間の練習の成果に、演奏はもとより、大きな成長を感じることができた一日でした。

ご来場いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。

来年の発表会は、２０２４年２月１８日（日）を予定しております。

節分ですね！
今年も行事室礼研究所のお稽古にて学んだ室礼を入り口に飾りました。

「枡飾り」
檜の五合枡にたっぷりと炒り豆と籾米。トゲトゲがかなり痛い若木の柊と銀付き鰯
これで「鬼は外〜」と心の邪気払いは万全かな😌

「鬼の十三月」
トゲトゲ柊の若木と豆殻
注連飾りのように輪飾りを藁で綯う。最近藁の扱いが慣れてきました。藁に触れる機会って日常では無いのですが、お稽古で毎月のように触れることで、生命力を感じてエネルギーチャージされるようです。
玄関の一番太い柱に飾りました。鬼も十三月に悩んで退散してくれる。

　　「鬼はそと　福はうち」

春が来る前にもう少し、静かな時を感じていたい
まだまだ雪が残る金沢で、春を待ちたいと思います。

大晦日の夕暮れ
だいぶ陽が長くなりました。17時ごろの空が明るいです。
空を見たら月が出ていました。この時期に月が見えるなんてうれしいです！
今日の金沢は暖かい1日でした。
晴れたり曇ったり時雨たりの年の暮れ。

新年は1月10日よりレッスン始まります♪

良いお年を
お迎えください♪